Creemaのマティス企画、もう一つ作ってみました。
今度は『ダンスⅠ』です。
ところが、企画自体のメールはずいぶん前に来ていたので、内容をうろ覚えのままうっかり『ダンスⅡ』で作ってしまい、Creemaに作品をアップする段になって“ダンス違い”なことに気づきました。
よく似ているとはいえ、さすがに別の作品なので、『ダンスⅠ』で改めて作り直し、、、トホホ。
『ダンスⅠ』

踊る人物だけ抜き出して、星とウェーブのモチーフで表現してみました。
布と糸の配色は、『ダンスⅠ』と晩年の「切り紙絵」を参考に選びました。
◆Creema マティス『ダンスⅠ』をモチーフにしたミシン刺繍の額絵|アートインテリア

◆Creema マティス『ダンスⅠ』をモチーフにしたミシン刺繍の額絵|アートインテリア

『ダンスⅡ』の方は、minneに出品することにしました。
『ダンスⅡ』

◆minne マティス『ダンスⅡ』をモチーフにしたミシン刺繍の額絵|アートインテリア

◆minne マティス『ダンスⅡ』をモチーフにしたミシン刺繍の額絵|アートインテリア

私は人物により躍動感のある『ダンスⅡ』の方が好きかなあ。
『ダンスⅠ』は『ダンスⅡ』のための習作だそうです。『ダンスⅠ』がアメリカののMoMA所蔵、『ダンスⅡ』がロシアのエルミタージュ所蔵。
残念ながら実物を見たことはありませんが、横4m近い大作なので、実際に目の前にあったら迫力に圧倒されそうです。
今回制作のためにシルエットをなぞって初めて気が付いたのですが、輪になって踊る5人の人物のうち、手前の2人の手は重なってなくてわずかに離れています(『ダンスⅡ』では『ダンスⅠ』よりも間が狭くなって、指先が触れ合うすれすれくらい)。理由については、視覚的な緊張感を生み出すためとか、鑑賞者を「輪」に引き込むためとか諸説あるようです。
マティスは解剖学的な正確さよりも、色や線がもたらす「リズム」や「感情」を重視した画家でした。マティスがあのわずかな隙間にどういう意図を込めたのか、考えるのも面白いです。


