『生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ』展

『生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ』at 国立新美術館。

「ヴァイタル・タイプ」という言葉は、森英恵が1961年に雑誌『装苑』で提唱したもので、“快活で努力を惜しまず、自らの力で道を切り拓く女性”を指すそう。

確かに、1950年代に数百本もの日本映画の衣装を手掛け、その後ニューヨークに進出、さらにパリコレに、という森英恵の人生は、この言葉そのもの。

↓森英恵というとイメージする服
「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」

森英恵といえば「蝶の人」というイメージでしたが、「日本」を打ち出したものが思いのほか多かったです。

生地に帯地を使用した作品
「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」

着物の見本帳にあるような柄がたくさん
「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」

絣を使用した作品
「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」

熨斗模様のワンピース
「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」

琳派っぽい鶴、後ろは浮世絵
「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」

会場に流されていたビデオの一つに、生地を作っている工程を紹介したものがありました。小さな町工場という感じのところで、割烹着のおばさんや作業着のおじさんが生地を手作業で染めているのを見て、できあがった製品が着られる煌びやかな世界とのギャップについて考えさせられました。

ファッションブランド「ハナヱモリ」は、夫の死後経営がうまくいかずに倒産し、丹下健三が設計を手がけた表参道のハナエ・モリビルもとうになくなってしまったそうで、めっきりあの辺りに行かなくなった私は今頃驚きました。

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