パウル・クレーの『ルツェルン近郊の公園”(Park near Lu)』。
1938年作なので、晩年の作品です。
クレーはバウハウスなどで教鞭をとってましたが、ナチスの前衛芸術迫害により、ドイツからスイスに逃げて暮らしていました。
この頃は病気のため手があまり動かせないこともあり、単純な線を用いた作風になっています。

まず色で分割された面を、どう表現するかで悩みました。
クロスステッチなどいろいろな模様を試してみましたが、モチーフの1つで落ち着きました。

それから中心を通る線。こちらも何度も色を変えて試し縫いをして、金色(金糸ではないです)にしたとき、なんだか『蟲師』の「光脈筋」みたいだなあと思ったので、採用しました。



